動物保護施設の前に置かれた段ボールとメモ

動物保護施設の前に置かれた段ボールとメモ

これは、アメリカのコネチカット州の動物保護団体「The Little Guild」で起こった出来事。

ある朝ボランティアが施設の前に置いてあるダンボールに気付き中を確認すると、10ドル札と餌と1枚もメモが入っていた。

メモには次のようの書かれている。

「この猫は、バルという名前です。こんなふうにしてこの子を置いていくことを、本当に本当に申し訳なく思います。私たちは、もうバルの面倒を見ることは出来ません。バルの飼い主は突然亡くなってしまい、私が面倒を見ていました。でも、もう限界なんです」

せめてもの気持ちでお金と餌を置いたのだろう。しかし、そこには猫の姿はなく、置いてある箱にはひっかき傷により壊れた箱が。無理やり逃げ出した可能性が高いとみられている。

団体はすぐにバルの捜索を開始。近隣住人にも協力を仰いだがバルは見つかることはなかった。

団体は空き箱とメモの写真をFacebookに公開し、捨てていった人に対しバルの情報を提供するようにと投稿。また、「どんな事情があっても動物の遺棄は犯罪だ」と訴えている。

様々なケースでペットが捨てられたり、保健所に持ち込まれたりしているが、動物を飼うと関わった以上、自分が飼育できなくなった場合ペットはどうするかなど、しっかりと考える必要があると思います。

参照元:thedodo

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