金儲けの道具としてクマをコントロールするため鼻に穴を開けロープが通される

金儲けの道具としてクマをコントロールするため鼻に穴を開けロープが通される

インドのネパール国境近くで発見された5歳になるクマの「ゴールディ」。発見された当時は脱水症状に加え、ロープが結びつけられていたのです。

ゴールディはダンスをするクマとして見せものにされていたのです。それはゴールディがまだ小さい頃に、捕獲者により鼻の頂部に穴を開けられロープを通し、その目的はゴールディをコントロールして、ロープを揺らすことによって踊らせるためだったのです。

幸いなことに、このような行為は2009年以降インドでは違法行為にあたるため、野生動物レスキューチームと地元の警察によって、ゴールディに加え、トリュフル、カンディ、オレオの3頭が救出されました。

ゴールディはその後、Wildlife SOSとFree Bears Australiaと協力して運営されているインドのIARのクマが安全に暮らせる保護区に輸送され、そこで他のクマたちと共に暮らすことができました。

救助されてから最初にしたことの一つは、ゴールディの鼻からロープを取り除くことでした。傷は残っていましたが、時間がたつにつれて傷跡も目立たなくなるとのことです。

さらに、ゴールディの歯は酷い状態で腐ったものは取り除かれ、歯肉の感染症の治療がされました。そして今ではまったく別のクマのように元気に暮らしています。

– 出典 – thedodo

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