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ロサンゼルスの街中を放浪していた野良犬は、前脚にケガを負っていました。痛みに耐えながら懸命に歩き、力なく倒れ込んだのは民家の裏庭でした。
それが偶然だったのか、意図的に人間に助けを求めていたのかはわかりません。ただ、このことが野良犬の命を救う最初のラッキーでした。
裏庭に犬が倒れていることに気が付いた家族は、単に野良犬が休んでいるだけだと思い、しばらくは様子を見ていたと言います。
しかし、数時間が経ってもまだ野良犬はそこに横たわっていたのです。
「休んでいるんじゃない、この犬には助けが必要だ」と感じた家族は、すぐに動物保護団体「Hope for Paws」に連絡を入れました。
救助に駆け付けたスタッフが野良犬に近づこうとしたのですが、人間を怖がって逃げようとします。しかし、野良犬の前脚は負傷しており、逃げることさえできませんでした。
そして、自分の体に痛みを抱えていることを知らせるかのように、前歯をむき出して唸ります。
スタッフたちは、この犬の前脚には相当な痛みがあると推測し、直接抱き上げずに持参していた布を担架がわりにして野良犬を運び出しました。
野良犬は、彼らが自分を助けようとしていることに気付き、車で病院に向かう道中ずっと落ち着いた様子だったと、創設者のエルダッド・ヘイガーさんは語っています。
「マイロ」と名付けられた野良犬は、少しずつ人間に心を開き始めていました。そのおかげで病院での診察もスムーズに行うことができ、彼の痛みの原因が判明します。
そして、診察の結果。
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