回転ドアに挟まれ心肺停止となった猫　医師のとっさの処置が奇跡を起こす

トルコの首都イスタンブールにあるアクガン病院でその事故は発生しました。病院正面にある回転ドアから一人の男性が外に出ようとしたその瞬間、病院の周りをさまよっていた猫が同時に回転ドアに。しかし、タイミングが合わずガラスパネルとドア枠の間に猫が挟まれてしまったのです。

男性はすぐに気付き停止しましたが、痛みで苦しむ姿が監視カメラの映像に収められていました。騒ぎに気付いた辺りの人たちが集まり、猫を救出するために病院で働いていた緊急治療室の医師も駆けつけたのです。

猫の首は完全に固定されており、呼吸困難な状態。医師は猫の頭の後ろに手を入れてどうにかドアから助け出すことに成功。しかし、猫は心肺停止状態となっており、すぐに医師は心臓マッサージを行いました。その時の映像がこちら。

すぐに処置が行われたことで、奇跡的に猫は息を吹き返しました。その後猫は病院内に運ばれ、猫が必要とする医薬品、およびそれらを適用する方法については、獣医師に相談し対応を行ったそうです。

医師のとっさの対応、その後の適切な処置によって猫は無事回復。一度は心肺停止となった状態から奇跡的に復活を果たしたことにちなんで、その猫は「ミラクル」と名付けられました。そして、救出にあたった医師がミラクルを引き取り、家族として迎えたそうです。

– 出典 – thedodo