深さ60メートルの井戸の底へと落ちてしまった子犬の奇跡の救出劇

トルコのベイコズのとある井戸でその事故は起きました。直径1フィート(約30センチ)、深さ200フィート(約60メートル)の井戸の奥深くに落ち1週間以上閉じ込められた犬の「Kuyu」。なぜこのような事故が起きてしまったのか詳細は不明とのこと。

状況を考えるとKuyuを井戸の底から救い出すのは不可能とも思われますが、救助スタッフたちは決して諦めようとはしませんでした。

地元の消防隊員と動物救助機動隊で構成される緊急時の救助スタッフたちが呼ばれ活動にあたります。スタッフらは雨が井戸に入り込まないよう穴の周りにテントを張り、カメラを井戸の底へとおろしKuyuの状態を確認しました。

Kuyuは怯えながらも、奇跡的に生きていました。

救助スタッフは井戸の底にいるKuyuに食べ物を与えました。しかし、依然として救助方法が定まらない状況。その様子がソーシャルメディアや国内のテレビによって注目を集め、エネルギー大臣によって国有の鉱業会社であるトルコのHard Coal Enterprisesに救助を求めました。

そして井戸の底にも届くとても長い機械を井戸の穴の中へと入れ、最終的にKuyuは無事救出されました。救助の様子の映像をぜひご覧ください。

Kuyuと言う名の子犬の救出劇

その後、Kuyuは獣医師によって検査を受け、健康であることがわかりました。そして、ベイコズの消防士たちはKuyuを引き取り元気に過ごしているそうです。

– 出典 – thedodo