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7月23日。全米の700近くに及ぶシェルターでひとつの目標に向かって大きな取り組みがなされました。その目標とは、でいるだけ奥の動物に新しい飼い主を見つけるということ。
アメリカのテキサス州にあるシェルターは、先導して300匹の犬猫に家族を見つけることに決まりました。そのプロジェクトは、アメリカのテレビ局NBCとTelemundoが主催者となり「Clear The Shelters(CTS)」と名付けられています。
7月23日が終わるまでに、CTSに参加したテキサス州のフォート・ワース・アニマル・シェルターすべての檻が空になりました。その数、310匹。すべての動物たちの里親が決まったのです。
数ヶ月にもわたってシェルターにとどまってきた犬たちがすべて里親に迎えられたのですが、その中でも1匹の保護犬が特に印象的でした。
その犬の名前は「ジェーン」。
ピットブルのジェーンは、5月に迷い犬としてフォート・ワースのシェルターに連れてこられました。ジェーンは非常にシャイな性格で自分から人に近づくこともなければ、シェルターの職員がジェーンを抱き上げない限りおりから離れようとはしませんでした。
そして、徐々にシェルターの職員との信頼関係を築いていったジェーン。
しかし、四六時中職員とべったりいたがるようなその強すぎる信頼関係が仇となり新しい飼い主候補たちからは敬遠されてしまったのです。
そのジェーンに6月の譲渡会で新しい飼い主が見つかります。しかし、喜んでいたのも束の間。7月5日にはジェーンは再びシェルターに戻ってきてしまったのです。
その里親曰く、返却の理由はアレルギー症状がでてしまったから。幸運にもジェーンが本当の家族が見つけられるまでにはそんなに時間はかかりませんでした。
ある女性がジェーンを家族へと迎え入れたのです。
こうしてCTSの日だけでもジェーンのような全米の約2万匹の動物たちが里親探しに成功。その週末でみると4万5千匹の動物たちが新しい家族に出会ったそうです。
参照元:thedodo
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