サルを飼う時に気をつけないといけない3つのポイント

サルを飼う時に気をつけないといけない3つのポイント

犬や猫、小動物についで、やはりペットして人気があるのは小型のサルです。しかし、犬や猫などと比較すると、飼育したことのある人も少ないため、やはり情報も少ないのが現状です。情報が少ないからと言って知識がないままお迎えするのではなく、少ない中でもしっかりと知識を身につけてからお迎えするようにしたいものです。

そこで今回は、小型のサルの特徴、リスザルなどの食事の上げ方や、飼育についてをご紹介します。

 小型サルの特徴

1.ショウガラゴ
寿命は10〜13年で、自分の四肢に尿でニオイつけをする習性があります。 夜行性で、比較的寒さに弱く、30度くらいが適温です。

2.オオガラゴ
平均寿命は10〜15年で、野生では数頭の家族で生活をし、夜行性な為、昼間は寝ていることが多いです。

3.リスザル
寿命は15〜20年くらいで、とても寂しがりやな性格なため、 こまめにお世話をして構ってあげると、とてもよく懐きます。

4.アカテタマリン
ペットとして飼われているアカテタマリンの平均的な寿命は7〜16年です。 多頭飼いをしてもケンカをすることは少ない品種です。

ポイント① 食事のあげ方

基本的にご飯は1日2回あげます。 夜行性であるガラゴは夕方のご飯を多めにし、朝は補助的に、 反対に、昼行性のリスザルとタマリンは朝を多めにし、夕方は補助的に与えます。

サルは個体によって好き嫌いが激しいので、好みのものばかりを与えてしまうと 栄養が偏ってしまいます。 その子の好みを把握した上で、上手く量を調節してご飯をあげるようにするとよいでしょう。

ポイント② 飼育

足腰が弱ってしまうと、しがみついたり、飛び跳ねたりといったサルらしい動作が出来なくなってしまうため、 運動不足にならないように注意が必要です。
特に、上下運動が出来るよう高さのあるケージを用意し、懐いてきたのであれば ケージから出して運動をさせてあげましょう。

サル類は、トイレのしつけをするのは基本的に困難です。 ですから、ケージの床は編み目の細かい金網にし、サルが手を伸ばしても排泄物に届かないようにするとよいでしょう。

また、サルはご飯をさわった手でケージをつかむ為、汚れがちになります。 ケージの掃除はこまめに行い清潔に保ちましょう。

ケージを掃除する際は、サルが活動している時間帯に行います。 サルが寝ているときに掃除をすると、驚かせてしまったり、音に対する警戒心が強くなってしまうことがあるので気を付けましょう。

ポイント③ リスザルの慣らし方

小型サルの中でも比較的人に懐きやすいリスザル

小型サルの中でも比較的人に懐きやすいリスザルですが、 飼い始めのころから広いケージで飼ってしまうと、その中で自分勝手に行動し、慣れづらくなります。

初めのうちは小さめのケージにし、首輪とリードをつけてケージから出してあげて、 少しずつコミュニケーションを取り、慣らしていきす。

そして、慣れてきたら広めのケージにしてあげるとよいでしょう。

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