すべての足を失った悲しい過去を持つ1匹の犬が新しい家族と出会う

「チチ」と言う名前のラブラドールレトリーバーは発見された当時、ゴミ袋の中で命の灯が消える寸前でした。韓国では犬の肉を食べる文化があり、チチは食用として育てられた犬の中の1匹だったのです。

救出に当たったアニマルレスキューの方の話によると、チチは両足をくくられ長い間逆さまに吊るされていたとのことです。

吊るされていた際に出来た足のケガは酷く、命を救うためには全ての足を切断する必要があり、病院へと運ばれたのです。

そして治療は開始され、一人でも歩けるよう車椅子の装着やリハビリが続けられました。そしてアリゾナ州のとあるご家庭から、チチを家族として迎え入れたいと申し出があったのです。新しい家族となったハウエルズさんは、ビーグルフリーダムプロジェクトより迎え入れた2匹のビーグル犬と暮らしています。とても素敵な家族に出会えたチチ。