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オーストラリア・キャンベラにある大型スーパーマーケット。ここの店頭に設置されている大きなボックスにはこう書かれています。
犬が尻尾を振って喜ぶものを!
保護された犬の食べ物やおもちゃ、寄付などを募るためのもので、スーパーマーケットのオーナーであるマニュエル・ザイラキスさんが管理しています。
ある日、マニュエルさんがスーパーマーケットに地元では「ホームレス・ジョー」として知られる男性がやってきました。ホームレスであるジョーには住む場所も食べるものもありません。
しかし、そんな彼が保護犬のためにボックスの前で立ち止まり、その様子を見ていたマニュエルさんに、なけなしの5ドルを手渡したのです。
マニュエルさん:「本当に寄付していいのかい?」
ジョー:「ええ。僕はただ犬のために寄付しただけです」
この行動に感激したマニュエルさんは、お金をボックスにはいれず、メモと一緒にビニールにいれて保管しました。
そして、ボックスの中身を回収に来たボランティアの女性キャロリン・キッドさんに別で手渡したのです。
ホームレスからの寄付金を受け取ったキャロリンさんは、最初はその意味をよく理解していなかったため、マニュエルさんから受け取ったボックスの中身と一緒に持ち帰りました。
しかし、事務所に戻って中身の仕分けを行なっている時に、メモを確認しその意味を理解したのです。
そして、ジョーさんの想いを少しでも多くの人に知ってもらおうと自身が運営する「Dog on the run」というFacebookアカウントで公開しました。
この投稿に、このような称賛の声が寄せられました。
・ジョーさんの温かい心に感動しました。人として、こうありたいと感じさせられました
・マニュエルさんの5ドルを大切に扱った気持ちが素晴らしい
・キャロリンさんがシェアしてくれたおかげで、こんなステキな話を知ることができた。感謝するよ
動物を愛するジョーさんの気持ちがすごく伝わります。この寄付金は保護犬のために使われたそうです。
参照元:Facebook
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