飼い主さんの8割が困っている愛犬の引っ張る突っ張るクセをこれでストップ!

飼い主さんの8割が困っている愛犬の引っ張る突っ張るクセをこれでストップ!

引っ張る、突っ張る行動は、タイミングや状況で犬がする理由が異なり、直し方も違っていきます。そこで今回は、直し方のコツである”する理由”と”体格”についてご紹介します。

引っ張りグセ直し

◼︎興味があるものに近づきたくて引っ張る

愛犬が興味のあるものに近づこうとリードを引っ張ったときに、そのまま引きずられてしまうとクセが悪化する原因になりかねません。近づけないしつけで”引っ張っても無駄”とあきらめさせるようにするとよいでしょう。

小型犬
愛犬が他の犬に近づこうと引っ張る前に飼い主さんがリードを短く持ち直して引き寄せるようにしましょう。リードを短く持ったまま他の犬から遠ざけるように通り過ぎるようにして対処します。

中・大型犬
愛犬より先に他の犬に気づけるように飼い主さんは周囲に気を配り、引っ張り負けしないようにおやつで気をそらしながら通り過ぎて対処します。

◼︎散歩に興奮してずっと引っ張り続ける

大好きな散歩に興奮し、先へ先へと進みたがるのがこのタイプの犬になります。引っ張ると先に進めない、引っ張らなければさらにおやつがもらえるなどのルールを教えて、クセを直していきましょう。

小型犬
引っ張ったらリードを短く持ちひじを上げ、”引っ張らなければおやつ”で引っ張らないルールを教えるようにしましょう。

中・大型犬
中・大型犬は小型犬に比べ力が強いので、”引っ張られたら止まる”で引っ張らないルールを教えましょう。

◼︎自宅に早く帰りたくて引っ張り続ける

怖くて早くその場から立ち去りたいと思う犬がしがちな行動です。引っ張り返すと恐怖心が高まり、逃げようとさらに引っ張ることもあります。徐々に外に慣れさせていけば引っ張りグセも少しずつ改善されていきます。

小型犬
散歩以外でもお出かけに連れ出して、外の刺激に触れる回数を増やして慣れさせるようにしてみましょう。また、おやつなどを使って、外出するといいことがあると覚えさせると好印象になりやすいです。

中・大型犬
大好きなおやつと短時間の散歩を複数回こなすことで外の刺激に慣れさせてみましょう。散歩嫌いの場合、初めから長時間で無理させるのではなく、15分程度の短時間からの散歩で徐々に外に慣れさせるようにしてみましょう。

突っ張りグセ直し

◼︎ニオイをかぎたくて突っ張る

興味があるものに関心が奪われて突っ張るタイプの犬は、夢中になる前に抱っこで遠ざけたりおやつやおもちゃを使って関心をそらしましょう。引っ張って無理に歩かせると、よけいに執着してその場から離れなくなってしまうこともあります。

小型犬
ニオイをかぎ始めたら、抱っこでその場から遠ざけます。あわてずに無言で抱き上げて愛犬を興奮させないようにしましょう。関心をそらすために、ニオイをかごうとしていた場所が視界に入らないところまで離れてから愛犬を下ろします。

中・大型犬
愛犬がニオイをかぎ始めたら、すぐにお気に入りのおやつを鼻先に近づけ、おやつのニオイで誘い興味の対象をおやつにすり替えて対処するようにしましょう。

◼︎散歩嫌いで突っ張って歩かない

室内で過ごしているときと少しでも違うことがあると、怖くなって歩けなくなるのがこのタイプになります。徐々に外に慣れさせたり、散歩中だけのお楽しみを用意すると少しずつ歩けるようになることもあります。

小型犬
愛犬を外の様子がわかるタイプのキャリーに入れたり、抱っこで散歩のコースの雰囲気に慣れさせてから歩くようにしましょう。

中・大型犬
毎日同じコースを歩き、同じ場所でおやつを与えたり遊んだりして、散歩コースにお楽しみポイントを作り先へ進む動機づけをして対処します。

◼︎何かに驚いて突然突っ張る

驚いて立ちすくみ、一時的に歩かなくなっているだけのことが多いようです。突っ張った直後に無理やり歩かせようとすると愛犬の不安をあおりさらに突っ張ることもあります。愛犬の気持ちが落ち着くまで待ったり、気分転換をさせるなどの対処をしてあげましょう。

小型犬
音に反応して、愛犬が突っ張ったら、驚かせないようそっと抱っこで場所を移動し気分転換させて散歩を再開しましょう。

中・大型犬
愛犬が歩かなくなったら、しばらく何もせずに飼い主さんは無言でそばに寄り添い、大したことないと愛犬を安心させてあげましょう。

いかがでしたか?引っ張りグセは、ぶつかってケガをしたり、また突っ張りグセは、運動不足でストレスがたまり室内での困りごとが増えてしまうこともあるので、理由を踏まえた直し方で直していくようにしたいですね。

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