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見慣れた愛犬の歩き方や立ち方に病気のサインが出ていることもあります。
散歩中などに、愛犬の様子をしっかりチェックして早期発見につなげましょう。
なめ続けている部位がないか触って確認しましょう
犬は痛みを感じる部位があると、その部位をなめ続けることがあります。
毎日体全体を触り、犬がなめ続けて被毛が湿っている部位がないか確認をしましょう。
床を滑りにくくする・ジャンプさせないなど
滑る床や高いところからのジャンプは、足腰の関節を痛める原因になります。
滑りやすい床には絨毯を敷き、ソファなど高いところからのジャンプはやめさせましょう。
関節の異常や神経の麻痺などあらゆる原因が考えられます
犬が片足を引きずるのは関節の異常などがあるときに多く見られる症状です。前足を引きずるときは上腕二頭筋腱滑膜炎や肘関節形成不全などが考えられ、後ろ足の場合は、股関節形成不全などが考えられます。
また、生後4ヶ月~11ヶ月の若年の小型犬では、レッグ・ペルテス(血流が悪くなり、骨が壊死する病気)で足を引きずる症状が見られることもあります。
そのほか、骨肉腫や椎間板ヘルニアなどが原因で神経が麻痺した際などは、足に力が入らないため足を引きずる症状が見られることもあります。
痛みをともなう関節炎や骨折、脱臼などの疑いがあります
1本の足を上げたまま地につけないのは、痛みをともなう関節炎や骨折、脱臼などが疑われます。脱臼は膝蓋骨脱臼が多く、痛みが強いため幹部をなめるしぐさも同時に見られることがあります。そのほか、前十字靭帯断裂などの疑いも考えられます。また、爪 が折れているときや、肉球に傷があったり、ダニやガムが付着しているケースも考えられます。ただし、聞きなれない物音などに警戒して前足の片方だ け一時的にあげるしぐさは、犬の習性なので問題ないことが多いです。
中耳炎などの耳の病気をはじめ、脳神経や骨、関節の病気などさまざま
いつもはまっすぐ歩く愛犬が「よっぱらい」のように千鳥足でふらふらと歩いていたら要注意。さまざまな病気が疑われます。中耳炎など耳の中の炎症や、首の骨が下を向いたままにな る環軸椎亜脱臼や変形性脊椎症などのことも。そのほか、脳内の圧力が異常に高まる脳神経の病気、水頭症などで見られたり、脳脊髄炎でも見られます。なお、ひどい下痢や嘔吐で低血糖になったときなどに意識がはっきりせずふらつくこともあります。
後ろ脚のひざなどに痛みがあると横座りになるケースも
愛犬がオスワリをしているときに、後ろ足のどちらかを横に出して座るようになったら病気のサインです。
ひざをまげると痛いため投げ出していたり、骨が湾曲しているケースもあります。
考えられる病気は、股の関節がゆるむ股関節形成不全や、ひざのお皿がはずれてずれる膝蓋骨脱臼、関節炎や筋肉の炎症など。ただし、子犬のころからのクセで横座りをする犬も中にはいます。気になる場合は動物病院でエックス線検査を受けると安心です。
前足になんらかの異常があると見られる症状です
犬が頭を上下しながら歩くのは、どちらかの前足に痛みがあり、負担をかけないよう歩くことから見られる症状です。
痛いほうの足が地面につくと頭が上がり、痛くないほうの足が地面につくと頭が下がります。
前足の関節炎や筋肉の炎症など、ずっと前かがみで歩くような場合は、肘関節炎のことも。
また、手根関節の靭帯損傷や肉球にとげなどが刺さっているケースも考えられます。犬は体重の大半を前足で支えています。
前足の関節や筋肉を炒めると歩けなくなることもあります。頻繁にジャンプさせたり、長時間の運動は避けるなど、前足に負担をかけない生活を心がけてあげてください。
いかがでしたか?
歩き方・立ち方は犬の健康のバロメーターです。日頃から愛犬の歩き方や立ち方をじっくり観察して「なんかおかしい」「いつもと違う」と感じたら、迷わず動物病院で診てもらうことをおすすめします。
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