高齢犬の足腰のケア

 

足腰が衰え始めた高齢犬には従来通りの散歩では辛いものがあります。

足腰が弱くなることの大きな原因ですが、最近特に増えているのが肥満気味の犬たちです。

 

飼い主によってしっかり管理されていればよいのですが、飼い主と同じ食べ物を与えていたりドッグフードの量が標準よりも多かったりする犬には肥満の傾向が見られます。

肥満は「百害あって一利なし」で、高齢化によって弱くなった足腰にさらに負担をかけるだけではなく、散歩や運動することを嫌がるようにもなり、それによりさらに運動を嫌がる、、、、まさに負のスパイラルとなってしまうことだってあるのです。

愛犬がこのような悪循環になっていないか、飼い主さんは再確認をしてみましょう。

 

・ドッグフードの量

愛犬の肥満を解消するのはとても労力のいることですが、一日に与えるドッグフードの少しずつ減らしながら短い距離で構いませんので散歩や運動をすることが大切です。

 

・運動は愛犬のペースに合わせる

高齢になればなるほど歩く力が弱くなるので、歩く時にふらついてしまいます。

そんな時でも愛犬の歩くペースに合わせてゆっくりと運動するようにしましょう。