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認知症の方が周囲とコミュニケーションをとるのが難しい”理由”の一つに、会話のキャッチボールができない、ということがあげられます。
これは重度の認知症になればなるほど、コミュニケーションをとるのが難しくなります。
また、徘徊をしたり、暴力的な振る舞いをとってしまう認知症の症状には、周りへの”不安”や”緊張”といったことが背景としてあるのです。
しかし、このような症状であっても、不安や緊張を緩和して取り除くことができれば、症状を抑えることは可能なのです。
そんな”不安や緊張”を緩和させる手段として「セラピー犬」が活躍の場を広げています。
広がる活動の場
人と友好的に接することを目的として訓練されている犬を「セラピー犬」と呼びます。
このセラピー犬は、介護施設だけにとどまらず病院や障碍者施設、特別支援学校などにも広がりを見せています。
このセラピー犬の活動を「動物介在活動」といい、子供やお年寄りのストレスを和らげて、リフレッシュしてもらうことを目的としています。
似たような言葉に「介助犬」というものがありますが、介助犬は”国が指定した機関で認定試験を通り、
認められて初めて介助犬”になるのですが、セラピー犬の場合はこのような公的な認定基準は設けられておらず、
各団体が独自に育成できるというところにも魅力を感じます。
こうした「犬が秘めている癒しの力」の研究はこれからも活発化していき、犬の社会貢献がもっともっと身近なものになっていった欲しいものです。
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