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インドネシアのバリ島に住む26歳のリコさんが、仕事からの帰り道で出会った1匹の犬。
骨と皮だけにやせ細った彼女は栄養失調で、もう長くは生きられないように見えました。
けれども…満身創痍ながら、しっかりと開かれた青い目だけは、輝きを失っていません。
その光の中に「生きたい」という強い意志を感じた彼は、この犬にもう一度幸せになるチャンスを与えたいと考えます。
リコさんは自宅で懸命のケアを施し、栄養満点の食事を与えました。
少しずつ毛並みが良くなっていくにつれて現れた、特徴的な模様。
彼女は、ハスキー犬でした。
元気を取り戻していくうちに、持ち前の社交的な性格も顔を見せ始めます。
あまりにも人懐っこいハスキーの姿に、時折リコさんは、誘拐されないか心配になっていたそうです。
そして、しばらく経ち。
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