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元気溢れる表情を浮かべるこちらの犬は、イギリスで生まれ育ったボーダー・コリーの「ビキ(3歳)」。
彼女は高齢の飼い主さんが施設に入居したのをきっかけに居場所を失い、2016年9月に動物保護施設(動物虐待防止協会)に収容されました。
しかし、彼女を襲った悲劇はそれだけではありません。
悲しいことに、彼女はその後見つかった里親からも捨てられ、そのまた次の里親からも捨てられてしまったのです。
「この子は元気が良すぎて手が付けられない」
ビキを捨てた二組の里親は、口を揃えてこう言いました。取柄であるはずの元気の良さが、彼らにとっては”欠点”でしかなかったのです。
3年間で三度も別れを経験したビキ。しかし、
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