▼ 過去に多くシェアされた記事
今から20年以上前の1996年、5月の23~34日のことである。インドのコルカタ(カルカッタ)で、生まれたての赤ん坊を一晩中守り続けた犬たちがいた。
赤ん坊の家で飼われていた犬ではない。正真正銘の野良犬だったのだ。
地元の新聞 “Pinaki Mujumdar” が当時伝えたところによると、23日の晩、生まれたての女児がゴミ箱の脇に遺棄されており、その周りには3匹の雑種の野良犬が、赤ん坊を守っていた。
翌24日の朝に、赤ん坊は人間の手で保護され、地元の警察署に運ばれた。この時にも、3匹は赤ん坊が心配で後をついて来たという。
警察署では、署員も集まった人々も、赤ん坊に注意を集中したため、3匹の存在は気づかれなかった。テーブルの上に寝かされた赤ん坊は、元気に手足を動かしていたそうだ。
その日の午後2時頃、赤ん坊は里親の元に車で搬送された。それを見送った3匹が、ゆっくりと元いた場所へ戻る姿が目撃されている。
このニュースは25日の新聞の一面を飾り、人間の赤ん坊に対する3匹の野良犬の「人道的な」態度が話題となったのだ。
それから20年以上の年月を経て、3匹の姿は再び話題となり、海外掲示板にはなどの「偉大な犬たちだ。」「自分たちがいい犬なんだってわかってる顔してるよね。」「ぼくら人間が彼らに値しないのさ。」「そんなに立派な犬なんだったら、どうしてすぐに通報しないで2日間も待ってたんだ?」「考えてもみてよ、自力で生きていてそもそも人間を信用していないかもしれない3匹の犬が、しょっちゅうエサにありつけるわけじゃないかもしれないのに、この無垢な命を養おうとしたんだよ。ただ感動するよ。自分も、この犬たちのように、無私の心で与えることができるようになりたい。」多くのコメントが寄せられた。
参照元:thelogicalindian
いいね を押して
最新情報をいち早く受け取ろう!!
コメントを残す