冷たい街と感じていた女性。脱走した愛犬を全力で心配し探してくれる人々の様子を見て心打たれる。

冷たい街と感じていた女性。脱走した愛犬を全力で心配し探してくれる人々の様子を見て心打たれる。

ニューヨークのブルックリン区にある公園で、愛犬の「ダコタ」と遊んでいたキャロライン・フランシスさん。

しかし、アクシデントが発生。突然、ダコタが脱走してしまいます。

パニック状態になったダコタは地下鉄のジェイ・ストリート-メトロテック駅に駆け込み、トンネルの中に入って行きました。

通勤の際、飼い主さんはダコタを連れてこの駅を利用しています。そのため、ダコタはこの駅が安全な場所だと思ったのでしょう。

「もし、ダコタが電車にひかれてしまったら」…最悪の事態を想像し、飼い主さんは焦ります。

事態を知ったニューヨーク市警と地下鉄の職員は、ダコタの身を守るために急ぎ電車を停止。地下鉄内の電力を遮断しました。

救出作業を行っている間、涙を流していた飼い主さん。「あの時、脱走を防ぐことができれば」「ダコタは大丈夫だろうか」といった、不安や後悔の気持ちにかられていたのでしょう。

「1匹の犬が見つかったぞ!」

救出作業が始まってからおよそ1時間後、飼い主さんの耳にそんな言葉が入ってきました。

ダコタが乗り込んだ地点から1.6km離れた場所でダコタは無事発見されたのです。

発見されたダコタは体が汚れ、出血している状態でした。ですが、息をしているダコタを見た飼い主さんは、再会できた喜びでいっぱいだったといいます。

救出作業に関わった人たちも、タコタの無事を喜びました。

飼い主さんは、この出来事について自身のFacebookに投稿。

ダコタを救出してくれた人や、地下鉄の利用者たちに向けてこのようにつづりました。

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