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野良犬が同じ場所にうずくまったまま、まったく動かないでいる。そんな通報を受けたスタッフが現場に行ってみると、そこには地面に丸くなって、ぐったりしている犬がいた。
2日前からまったく動こうとせず、弱っていくばかりだったという。
口の中を見ると、牙が折れてひどい有様になっている。これでは食べることも飲むこともできず、このままでは死を待つばかりだ。
Animal Aidの施設に連れてこられた犬は、自分の足で立つこともできないほど弱っていた。
歯だけではなく、顎も骨折していることが判明。
治療のため、下顎をワイヤーで固定する手術が行われた。
やがて自分でエサを食べられるまでに回復してくると、弱っていた身体も徐々に力強さを取り戻してきた。
そして現在、
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