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9歳のピットブル犬「ジェイダ」は、息子と共に狭いケージに閉じ込められ地下室で餓死寸前だったところをニューヨーク州シラキュースで発見されました。
2匹が保護され飼い主が動物虐待の罪に問われた後、保護団体Humane CNY(HCNY)は彼らを里親に出す予定でしたが、思わぬ落とし穴が待っていたのです。
ジェイダは肺癌に侵され、余命はわずか数か月ということがわかりました。
そこでHCNYスタッフはそれまでの犬生で何一つ喜びを味わえなかったジェイダのために、楽しい事が満載のバケツリストを作りました。
リストには”マクドナルドへ行く”、”消防車に乗る”、”テレビでスターになる”などの様々な項目があり、地域住民の協力を得て実行して行くことになったのです。
ニューヨークで飼い主さんに愛され幸せに暮らしている犬にとってはごく普通のことなのかもしれませんが、ジェイダにとっては全てが初めて。
消防服を着せてもらい、ご機嫌で消防車に乗り込むジェイダ。
こちらの女性はローカルニュース局のリポーターさん。ジェイダは夢中でアイスを食べています。
市長さんには会えなかったみたいですが、その代わりに市長さんよりもずっと偉い、オノンダガ郡(シラキュース市がある郡)の役員の人に今日のワンコとして証明書までもらいました。
そして、さらにジェイダのリストを埋める活動は続きます。
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