誕生日がわからない保護犬100匹に誕生日を与えた動物保護施設。その様子とその効果に心打たれる。

誕生日がわからない保護犬100匹に誕生日を与えた動物保護施設。その様子とその効果に心打たれる。

大切な家族であるペットの誕生日を大切にしているという人も多いことでしょう。お祝いされている側が自分の誕生日だと自覚していなくても、愛されているということを実感できる大切な日。

しかし、施設で保護されている動物の多くは、誕生日がわからなくなってしまっています。

そんな事実に心を痛めた一人の女性の提案で、実に100匹ものワンコたちに「誕生日」がプレゼントされたのです。

米メリーランド州ボルチモアの動物保護施設「BARCS」では、8月1日を施設にいるすべてのワンコたちの誕生日に決定。

施設にいる100匹のワンコたちに、誕生日プレゼントとして犬用のドーナッツをふるまいました。

長く施設にいるワンコには、特に大きなドーナッツがプレゼントされました。

その様子がこちら。

犬用のドーナッツなんて見たことのないワンコも多いようで、匂いをしばらく嗅いでからようやく食べる姿も多く見られました。

食事制限のあるワンコには、別のおやつがふるまわれたそうです。

BARCSでは、8月をAugust(オーガスト)ならぬDougust(ドーガスト)として、ワンコの引き取り促進を行っています。

メアリー・ヘンダーソンさんは、かつてBARCSからワンコを引き取った女性。彼女が引き取ったワンコも、誕生日が不明。

「8月1日をすべての保護犬の誕生日にしよう」

こう提案をしたのは、ヘンダーソンさん。

それだけではなく、施設の許可を取ったうえで100匹の犬にドーナッツを購入したのだといいます。

また、ワンコの誕生日には、普段よりも多くの引き取り希望者が施設を訪れました。

そして、さらに別の計画を立てるBARCS。その計画とは。

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