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後に「シェップ」と名付けられるこの犬は、昨年アメリカ・アラバマ州の路上で保護され、その後地元の動物保護施設へとやって来ました。
話によると、彼は保護された時には左目の眼球が無く、右目も激しく損傷していてほとんど目が見えていない状態だったそうです。
施設のスタッフはこう語ります。
「シェップはほとんど目が見えていない状態で路上をさまよっているところを発見され、その後施設で保護されることとなりました。なぜシェップがこんな姿になってしまったのかは分かりませんが、私たちは彼が飼い主からネグレクトを受けていた可能性が高いとみています。」
シェップは保護されてすぐに目の治療を専門とする動物病院で検査を受けましたが、その結果右目は重度の感染症を引き起こしていることが分かりました。
そして、彼はそのまま緊急手術を受けることとなり、唯一残っていた右の眼球も摘出されるという結果になってしまったのです。
目が完全に見えなくなり、暗闇の中ひとりぼっちになってしまったシェップ。しかし手術から数日後、そんな彼の運命を変える出来事が訪れます。
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