犬肉農場で暮らす全身を自身の糞便に覆い尽くされ犬の悲しい人生

犬肉農場で暮らす全身を自身の糞便に覆い尽くされ犬の悲しい人生

韓国のソウル郊外にある犬肉農場で暮らす55匹の犬たち。その中でも最も状態のひどい犬の「カモ」について、アメリカの動物愛護協会(HSUS)で動物虐待の問題を担当するParascandolaさんはこう語りました。

「全身の被毛は伸びきっており、自身の糞便に覆われていたカモは、非常に暗い部屋の中、独りで座っていた。」

この犬肉農場では、20年間飼育していた高齢の農夫の心境の変化から、犬たちを屠殺場へと送ることが出来なくなったと言います。そして農夫はHSIへと助けを求め連絡入れたそうです。それから救助チームが到着し、救い出した犬たちをアメリカへと輸送したのです。

保護されてからカモは初めとても怯えていたと言います。しかしParascandolaさんがカモを抱きかかえると、噛み付くようなこともなくとても大人しくしていたそうです。

その後カモは他の多くの犬たちと一緒にペンシルバニア州の避難所へと送られました。そこで、全身を覆い尽くしていた被毛はすべてキレイに刈られ、下からは光った白い毛皮が現れました。

そして食事もしっかりと摂り、カモは順調に体重を増やし成長していきました。そして新しい飼い主さんと運命の出会いを果たしたのです。カモは引き取られるとすぐに、性格も穏やかに人懐こくなったそうです。

– 出典 – thedodo

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