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しっぽにも表情はある
犬が尻尾で表現するのは嬉しい感情だけとは限りません。
犬の尾の振り方は全てが同じではなく、「嬉しさ」を表すときもあれば恐怖や不安から「挑発的な威嚇」、それ以上近づいたら噛み付くぞという「警告」までさまざまなことを意味します。
尾を振る動作は人間の「笑顔」や「礼儀正しい挨拶」などと似ており、社会的な信号だと言えます。
例えば、人は誰かに向かって微笑んだり笑顔を見せますが、壁に向かって微笑むなんてことは誰もしないはずです。
これは犬も同じで、ご飯をもらう時に尾を振るのは飼い主に対して感謝の気持ちを表しているのであり、誰もいなければご飯をもらう時でも尾を振ったりはしません。
このように、犬の尻尾はその精神状態や社会的順位、意思などについて雄弁(ゆうべん)に語ります。
尻尾による信号には情報を伝える要素は「位置」「形」「動き方」の3つがあります。
犬の目はこまやかな部分や色よりも動きに対して非常に敏感に反応するので、尻尾の動き方は犬同士のコミュニケーションにとっても非常に重要な要素となるので、他の犬にもその信号が見えるように、より大きくはっきりと振られるのです。
尻尾を立てて大きくゆっくり振るときは「嬉しい感情」の表れになります。
しかし、尻尾は立っているものの、唸り声を出しながら震えるように振る時は「威嚇」の信号なのでむやみに手を出したりしないように気をつけましょう!
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