5ヶ月間路上で生活を続けてきた3本足のホームレス犬が安らかな暖かい場所で体を休めるまで

ロサンゼルスの路上で5ヶ月間生活を続けてきた3本足のホームレス犬「プリンセス」。プリンセスがどこから来てなぜ足を失ってしまったのかは誰もわかりません。しかしこのままプリンセスが一人で生きていくことは困難で助けが必要であることは明らかでした。

そしてロサンゼルスの動物救助団体(Paws)へとプリンセスの救助要請が入り、すぐにスタッフは現場へと向かいます。するとプリンセスは雨の中、靴の空箱の中で助けを求めるような表情で横になっていました。

救助スタッフがゆっくりとプリンセスに近づきリードをつけると、救助スタッフのことを見上げました。

しかし、プリンセスは逃げようとはしませんでした。怯えた様子ではありましたが自分を助けに来てくれたことを理解していたかのようでした。

救助スタッフはすぐにプリンセスを車に乗せ、体をあたためるために乾いた毛布でプリンセスを包み込みました。そして動物病院へと連れて行き、体の汚れはきれいに洗い流されました。

そしてここ数ヶ月間で初めて安らかな暖かい場所で体を休めることが出来ました。

その後の診断の結果、プリンセスは重度の貧血ですぐに対処が必要であることがわかりました。もしも通報がなければ命を落としていたかもしれないと言います。

プリンセスは少しずつ体力も回復しているそうです。プリンセスは人のそばに寄り添い、抱きしめられるのが好きなようです。現在はプリンセスにそのような環境を与えてくれる新しい飼い主さんが現れるのを待っているそうです。

A sick three legged dog sleeps in the rain on a shoebox and waits months to be rescued

– 出典 – thedodo