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アメリカ南部のテキサス州、ダラスにある公園内を、1匹のオスの野良犬がうろついて数週間が経ったある日。
夜間になると大きな声で「ワンワン」と吠えるとの情報を得た地元の動物保護団体は、さっそく野良犬の保護に向かいます。
しかし、野良犬は警戒心が強すぎるのかスタッフたちはなかなか捕まえることができずにいました。そこで、作戦を変更し夜間に保護することに。
スタッフのたらシャフスカさんとミラーさんが暗い公園に到着すると、問題の野良犬の方から2人に近づいてきたのです。鬼気迫った様子で「ワンワン」と吠えながら近づく野良犬。
しかし、2人が捕まえようと犬に近づくと後ずさりしてしまいます。しかし、何かを感じたスタッフは「ついてきて!」と言われているように感じたのです。
2人は静かに犬の後をついていくことにします。
野良犬に誘導されるまま、公園を出て林を過ぎると、小川が現れ焼け落ちた木の根元にたどり着いたのです。
そこには大きな穴があり2人が中を覗き込むと、生まれたばかりの子犬10匹と母犬が衰弱し、寒さで死にかかっていたのです。
この時のダラスの最低気温は8度程度。母犬が衰弱し十分に子犬を温めることができないことを父犬と思われる野良犬は知っていたのでしょう。
そして、その後スタッフによって無事に保護された母犬と父犬、そして子犬10匹。
家族を救った父犬には「ヒーロー」、母犬には「モナ」と名付けられ施設内でご飯を与えられながら安心して子育てをしています。
片時も家族から離れることのないヒーロー。スタッフは間違いなくヒーローが父であることを認識します。
ヒーローがスタッフに何日も保護されずにいたのは、「自分だけが保護されるわけにはいかない!」という気持ちがあったのでしょうか。
無事に救出された家族がこれから、幸せに暮らしていけるように願っています。
参照元:dailymail
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