フランス・パリ西部でとても悲しい事件が起きました。ある日、一人の男性が自分の愛犬を散歩中、なんと生きたまま首まで埋められている1匹のマスチフを発見したのでした。
その男性はマスチフを救出するため急いで保護団体へと連絡を入れ、到着したスタッフによると、マスチフはショック状態と脱水を起こしていたそうです。
このままでは命も危険だと急いで掘り起こしてみると、リードは犬が逃げられないように砂利の入った袋に結びつけられていました。
許される行為ではないとこの事件をFacebookへ投稿したところ、「助けてくれてありがとう」、「人間はなんて残酷なんだ」など、たくさんのコメントが寄せられました。
そしてその後、飼い主は逮捕されることに。
そしてその後、この事件はフランスの警察は21歳の飼い主を発見し、動物虐待により逮捕したそうです。
マスチフを埋めた飼い主が発見され逮捕されたことで、一見事件は解決したように思えますが、この犬が受けた心の傷ははかりしれないものがあります。一度失ってしまった人間への信頼を取り戻すことは簡単なことではありません。
二度とあってはいけないこのような事件。愛情をもって飼うことが出来ないのであれば、ペットを迎えるべきではない、改めて飼い主としてのあり方を考えさせられる事件だったかと思います。
– 出典 – distractify