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獣医医療技術の進歩に伴い、去勢・避妊手術も変化しています。
また、飼い主さんの意識が高まり、手術件数も増加傾向にあるようです。
最近の傾向は大きく以下の4つ
1.初回繁殖期の前に手術をする飼い主さんが増えている
メスは手術の時期によって病気の発症率を下げることが可能です。
オスでも脱走を防ぎやすくなるなどメリットが飼い主さんの間に浸透した結果、最初の繁殖時期に行う傾向が強まっています。
2.避妊手術では卵巣・支給の摘出が主流に
メスは、卵巣を除去すれば、妊娠を避けることはできます。
ただ、支給を残したままだと、病気のリスクなどが変わらない可能性も。
そのため、避妊手術では卵巣・支給の両方を摘出する動物病院が増えています。
3.手術後も点滴をつけておく動物病院が増えている
最近の麻酔はより猫の体に負担がかからないものになっています。
それでも全身麻酔をかけることは猫にとって大変なことです。
一刻も早く体外に排出できるよう、最近は手術後も点滴をつけ、新陳代謝を促す動物病院が多いようです。
4.自然に溶ける糸を利用する動物病院が増加
手術で切開部分を縫い合わせる際、タンパク質でできた糸を使用する動物病院が増加傾向にあるようです。
この糸は、今までのナイロン糸と違い、時間とともに自然に溶けるため、
抜糸の必要がなく、猫にかかる負担を大きく減らすことが出来ます。
※皮膚の内側に残った糸でお腹に穴が開くことも
ごくまれではありますが、皮膚の内側に残った糸が原因で
お腹に穴が開いてしまうケースも。
そうした意味でも、ナイロンの糸ではなく、
体内で自然に溶けるタンパク質の糸が重宝されるようになっています。
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