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人間社会に存在する猫は全部合わせると何匹くらいいるのでしょうか?
ペットとして家で飼われている猫や、ノラとして生きている猫、数えたことはありませんが、相当な数になるのは容易に想像できます。
この、人間社会に存在する「猫」の中には「人間好きな猫」と、当然ですがそうでない「普通の猫」がいます。
「人間好きな猫」はどのような経緯を経て人間好きになっていき、人間好きな猫に育てるために必要なことは何なのか見てみましょう。
人と接触するうえで、人間好きな猫になるのに最も適した時期は「社会化期」です。
社会化期に人間の影響を受けるということは、猫の「人間好き」を決定するうえで極めて重要なのです。
人間が手で触る「ハンドリング」というものがあり、このハンドリングを様々な年齢の子猫におこないその結果を比較するという実験が過去にありました。
生後1週、生後3週、生後7週の子猫を対象としたこの実験の結果は、、、
生後1週と生後3週のグループは同じくらいに人懐っこい猫に育ち、生後7週とハンドリングの無いグループは同じくらい人間によそよそしい猫に育ったとのことです。
これとは別に、人の手で抱かれたり触れられた猫は、そうでない猫に比べて発達が早かったという実験もあります。
このようなことから、社会化期における人との接触は子猫の性格形成だけではなく、成長にとっても重要であるということが分かります。
ハンドリングをおこなう場合、ハンドリングの時間が長ければ長いほど良いというわけではなく、一日に一時間程度がもっとも良いとのこと。
どんなに忙しい方でも、夜のちょっとした時間にでもおよそ1時間の時間をつくって愛猫ちゃんと触れ合ってみて下さい。
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