【猫】室内猫と外猫の発情期のずれ

【猫】室内猫と外猫の発情期のずれ

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メス猫の発情はあまりにも突然に訪れます。

発情を早く迎える猫で4ヶ月、平均は10ヶ月です。

猫の種類によっても差があり、ヒマラヤンなどは性が成熟するのに1年半くらいかかる場合もあるほどです。

 

と、言うのも猫の発情は犬のように年に約2回と決まっているわけではなく、「日照時間」が発情周期をコントロールしています。

ですから、日照時間の長い春に発情が誘発され、日照時間が短くなると発情は終結をむかえます。

これは、室内の電気でも同じように発情を誘発することができるので、室内飼いの猫は発情の季節が外猫よりも長くなるようです。

 

群れで生活している猫には、「発情の同期化」という現象が見られることもあります。

これは、はじめは発情するタイミングに個体差があるのに、徐々に発情する時期が同じになってくるというものです。

 

発情の種類

 

発情は大きく3つの要素に分けることができます。

 

1.発情前期

1日にも満たない長さで、気づかれずにいることが多いです。

この時期に見られる猫の行動は、転がったり、頭をこすりつけたり、鳴いたり、などがあげられます。

 

2.発情期

期間はおよそ6〜7日で、発情前期に見られた行動がより強烈なものになります。

オスを受け入れようとする意思表示も、尻尾を片側にそらすなどよりハッキリしたものになります。

 

3.発情後期

メス猫が交尾した場合、50時間で排卵され、卵胞が退行(初期の状態にもどること)して発情後期となります。

交尾しなければ発情期は約1週間続き、卵胞は発情後期の最初の1週間のうちに退行します。

 

 

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