【猫】いろんなアレルギー

【猫】いろんなアレルギー

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猫に起こりうるアレルギーにはこんなものがあります。

 

・ノミアレルギー

 

ノミの唾液成分がアレルギーを引き起こします。

 

アレルギーが起こる経路としては、ノミが猫の皮膚を咬んで血を吸う時にノミの唾液が体内に入ります。

 

ノミの唾液が体内に入ると背中や腰のまわりに強い痒みの皮膚炎を起こさせます。

 

このようなアレルギーの場合は、飼育環境や季節に原因があるのではなく、ノミの駆除・予防対策といった根本的な問題を解決しないことには改善されません。

 

問題が解決されないと皮膚炎が繰り返し起こります。

 

 

・アトピー

 

アトピーになる要因としては、主に遺伝からなるものと、最近ではハウスダストやダニがアレルゲンにあげられます。

 

ダニが繁殖しやすい条件は以下のとおりです。

 

温度:25℃
湿度:60%以上

 

家ダニはたとえ死骸や小さな体の一部であってもアレルゲンになりえます。

 

このアレルゲンを含んだ空気を吸い込む事で耳や目の周り・足・前肢の付け根部分・会陰部・肛門周辺に痒みのある皮膚炎ができます。

 

 

・接触性のアレルギー

 

これは体の外部で接触したものが皮膚から吸収されて、4型アレルギー(アレルギーは1、2、3、4型に分類されます。)により接触した部分に炎症性皮膚反応を示すものをいいます。

 

猫の場合は、主に食器や首輪・洋服・他のペット(動物)などに接触している皮膚に痒みの強い皮膚炎がおきます。

 

このような場合は、皮膚炎が起きている体の部分から原因を特定することもできます。

 

例えば、口にしか皮膚炎が起きていない時には食事をする時の食器の可能性があります。

 

また、お腹にしか皮膚炎が起きていない時には他に飼っているペットか、いつも寝ている寝床の可能性があります。

 

同様に、首にしか皮膚炎が起きていない時には首輪の可能性があります。

 

 

これらの場合には、素材を他のものにするか、衛生的に問題がないか確認してみましょう。

 

 

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