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猫アレルギーについて知ろう
猫が好きなのに猫に触れることができない・・・。こんな辛い思いをしている人はたくさんいます。
猫と一緒にいるだけなのに咳やクシャミが止まらなくなるのです。
なぜこのようになるのか?
それには猫の唾液や皮膚などに存在している「あるタンパク質」が関係しており、現在は4つ見つかっています。
Feld1、Feld2、Feld3、Feld4という4つのうち、Feld1がもっともアレルギーを引き起こし、これらのアレルゲンの抗体を持っていると、体内にアレルゲン物質が入り込んだ時に過剰に反応してしまい、アレルギー反応がでます。
オスとメスによる違い
メスに比べてオスの方がアレルゲン物質は多く存在します。
しかし「去勢」することでFeld1は減少するとされており、逆に「男性ホルモン」を投与することでFeld1が増えることから、オスの方が多いとされていますが、これが全てではなく、メスでもアレルギーの原因に十分なりえます。
アレルギー物質を除去できるのか?
猫アレルゲンはとても小さく空気中を漂っている時間が長いだけではなく、ありとあらゆる隙間に入り込むので除去するのは至難の業だと言えます。
プロによるハウスクリーニングでなければ除去するのは難しいです。
猫をシャンプーすることで一時的に減少させることはできますが、あくまで一時しのぎに過ぎないようです。
どう判断する?
このように、猫アレルギーによってアレルギー反応が出てしまうと、とっても厄介なものになりますが、では、どのようにアレルギーかどうかを判断するのでしょうか?
実際に猫を飼い始めてからアレルギーが出てしまっては、猫を手放さなくてはいけなくなり、大問題になってしまいます。
そのため、猫を初めて飼う場合や、自分がアレルギーを持っているかどうか分からない時は病院で簡単に検査することができるので、検査して知ることが必要です。
また、現状では根本的に治療策が無い状態です。
もちろん、アレルギー反応を起こすとされるヒスタミンをブロックする薬を投与することで症状を緩和することはできますが、アレルギー反応がなくなる訳ではありません。
なので必然的に、「猫を飼わない」というのが有効的な治療手段となってしまいます。
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