【猫】猫の出産は大変

【猫】猫の出産は大変

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人間の出産は、医師や助産婦さんがついておこなわれるのが一般的ですが、猫の出産には、だれも立ち会うことはありません。

 

 

ですから、母ネコは出産後ホッとするヒマもなく、みずから介添え役を担わなければなりません。

 

 

へその緒を切るのも、赤ちゃん猫の身体をきれいにするのも、すべて母ネコの仕事なのです。

 

 

粘膜に覆われた赤ちゃんネコの身体を、母ネコは一生懸命舐めまわし、 鼻や口についた粘膜がとれてはじめて、赤ちゃんネコは呼吸が出来るようになります。

 

 

そして、ようやく母ネコは身体を休めることが出来るのです。

 

 

 

 

出産直後の母ネコには近寄らない

ネコは野生時代、出産中に襲われたり、産まれた赤ちゃんが獰猛な肉食獣に狙われないよう 隠れて産んでいたため、その習性のなごりで、暗くせまいところで出産をしたがります。

 

 

出産直後にあまり近寄って赤ちゃんネコをのぞきこんだり、数を確認しようと手でさわったりしないようにしましょう。

 

 

このような度が過ぎた飼い主の態度によって、ときには母ネコが子ネコを食べてしまうこともあるのです。

 

 

母ネコはまず子どもを1匹ずつくわえて移動し、さらに奥深く隠そうとしてそれができないとわかると、 パニックから「敵に捕らえられるくらいなら」と自分で食べてしまうのです。

 

 

出産後しばらくは、そっとしておくのがベストです。 日ごろのネコの行動から、都合のよさそうな場所に”産屋”を準備してあげることで安心して出産させられます。

 

 

そして、子ネコがごそごそ動きはじめた頃には、人目にふれるのも平気になるので、 赤ちゃんの観察はそのときからにするとよいでしょう。

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