ダンボールに入れられゴミ処分場に捨てられていた子猫。衰弱した子猫を救ったトラックの運転手と家族になる。

ダンボールに入れられゴミ処分場に捨てられていた子猫。衰弱した子猫を救ったトラックの運転手と家族になる。

イギリス北ウェールズにあるゴミ埋め立て処分場に捨てられていた生後6週間の子猫「グレイシー」。

地元のトラック運転手ポール・ギブソンズさんによって発見されたグレイシーは、当時、ダンンボールに入っており衰弱していたそうです。

グレイシーを放っておけなかったギブソンズさんは、猫保護団体「キャット・プロテクション」に連絡。

ゴミ処分場に捨てられている子猫がいるがどうしたらいいか尋ねました。

グレイシーをキャット・プロテクションに連れて行くことにしたギブソンさん。トラックに乗せてもらうと、グレイシーは安心したのかダッシュボードで寝てしまいました。

キャットプロテクションのスタッフは、グレイシーが連れてこられた時の様子をこう話しました。

「子猫は拾ってもらったことに心から感謝していたんでしょう。命の恩人の肩から降りようとしませんでした。体は冷えきって、とてもお腹を空かせていました。片方の目は治療が必要でした」

グレイシーの治療をしたキャット・プロテクションのアサートン&ウィガン支部は、これまで多くの捨て猫を保護してきましたが、ゴミ処分場に捨てられていた猫は初めてだといいます。

「グレイシーは家庭ゴミと一緒に捨てられたようです。信じられないほど恐ろしく、無慈悲な行為です。
猫は、不妊手術をしないとたくさん子供を産み、その結果望まれない子猫たちが誕生します。そういった子猫たちは、グレイシーのようにひどい扱いを受けてしまうことがあります。
グレイシーはまだ良い方かもしれません。同じようにゴミ捨て場に捨てられて、その存在に気付かれないまま命を失う猫たちもいるでしょう。本当につらく悲しいことです。グレイシーが生き残ったのは、まさに奇跡です」

そして、グレイシーはその後。

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