病気の治療で母国に帰った飼い主。愛猫を隣人に預けるも引っ越され迷い猫となってしまった猫。

病気の治療で母国に帰った飼い主。愛猫を隣人に預けるも引っ越され迷い猫となってしまった猫。

アイルランド出身のフィオナさんは、オーストラリアのシドニーで10歳になる猫のジョージと一緒に生活をしていました。

フィオナさんとジョージは仲良く暮らしていましたが、ある日フィオナさんが体調を崩してしまったことから2人は離れ離れになってしまったのです。

体調を壊してしまったフィオナさんは治療のため母国のアイルランドに戻ることに。

猫をアイルランドに連れて行くには手続き、費用など多くの問題があるため、フィオナさんはジョージを隣人に預けて帰国することにしたのです。

一時的な帰国を予想していたフィオナさんの治療はなかなか進まず、当初の予定よりも長い期間アイルランドに滞在しなければならなくなったのです。そして、その間にジョージを預かっていた隣人が引っ越してしまいました。

取り残されたジョージは迷い猫となってしまい、発見された時には預けられていた家から20kmも離れた場所で保護されたのです。

ジョージにはマイクロチップが埋め込まれていたため、保護した人がその情報を読み取り、かかりつけの獣医師のところに連れて行ってもらえました。

獣医院で暮らすことになったジョージですが、日中のほんの少しの時間しか外出できない環境に馴染めずストレスを溜め込んでしまいます。

この状況をしったフィオナさんの友人であるカイトさんとサラさんは「なんとかしてあげなくちゃ!」と立ち上がります。

2人はwebページで募金活動を始めたのです。

3000ポンド。日本円にしておよそ40万円もの寄付金が集まりました。この資金を使いジョージはアイルランドに住むフィオナさんの元へと向かうことができたのです。

もし、このまま引き取り手が見つからなければ安楽死させられる可能性もあったジョージですが、ギリギリのところでフィオナさんの待つアイルランドへと搬送されたのです。

そして再会の時。

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