ネコの看護と介護

 

看護と介護は愛情をこめて

 

ネコが病気にかかり病院で薬を処方された時には、獣医師の指示通りにきちんと飲ませて下さい。

 

抗生物質は飲む回数と間隔をきちんと守らないと薬の効果が薄れることもあります。

 

また、ネコはデリケートな生き物なので無理強いをすると異変を感じて逃げ出してしまうこともあります。

 

もしネコが病気に掛かってしまっても、普段と変わらずに接してあげることが大切です。

 

食欲がない時はエサを人肌程度に暖めて、複数回に分けて与えます。

 

病気の時は毛づくろいも自分では出来ないことが多いので、その場合はケアしてあげましょう。

 

薬の飲ませ方

 

■　錠剤

 

両手を使ってネコの口を大きく開け、のどの奥めがけて薬を入れます。一人でやる場合には、ネコをひざの間に入れて暴れないようにしっかり抑えます。手早くするのはコツです。

 

■　錠剤２

 

薬を直接飲ませるのが苦手の場合は、細かく砕いてエサに混ぜる方法もあります。

 

一度に全部混ぜるのではなく、一口分のエサに少量混ぜて与え、食べ終えたら残りの分を与える。といった感じで与えていきます。

 

■　シロップ

 

液状の薬を与える時はスポイトを用意しましょう。スポイトに薬を含ませて、口の横から素早く入れましょう。

 

■　粉薬

 

粉薬を与える時は錠剤を与える時と同じように少量のエサに混ぜて与えるか、少量のバターやマーガリンなどに薬を練り込んで口の中に入れてあげます。または、ネコの口の周りに塗り舐めさせてもよいです。