▼ 過去に多くシェアされた記事
写真に写る犬の名前は「カスケード」。
具体的な経緯や理由はわかりませんが、カスケードの背中は大きな損傷を受け、後ろ足はまったく機能せず、歩くこともできません。
半身不随のため内臓のコントロールを失い、自力でおしっこをすることもままならない状態なのです。
誰もが「彼女にしてあげれることは何もないのではないか」と思うほど、彼女の体の状況は絶望的でした。
当時、カスケードが保護されていたのは日本でいう保健所。殺処分をできるだけ避けたいスタッフはカスケードを保護してくれる動物愛護団体がないか必死に探します。
スペースの問題、それからカスケードの重い症状を理由になかなかカスケードを受け入れてくれる団体が見つかりません。
保護団体が見つからない場合、カスケードを待ち受けているのは安楽死。その日が刻一刻と近づいているのです。
カスケードは3ヶ月ほど保健所で過ごします。そしてこの間、スタッフはカスケードのことが大好きになりました。
彼女は生きる力で満ち溢れていたのです。たとえ半身不随でも、歩けなくても、彼女は「生きたい」といっているようでした。
「カスケードを殺処分なんかにしたくない」スタッフはあらゆる手段を使い、カスケードの里親を探します。
そして。
PAGES: 1 2
いいね を押して
最新情報をいち早く受け取ろう!!
コメントを残す