2017年8月末に米テキサス州を直撃して、甚大な被害をもたらした大型ハリケーン「ハービー」。大洪水が発生したため、ハリケーンが去った後も、人々の生活に様々な影響を与えています。
米テキサス州ハンブルに住むブライアン・フォスターさんが自宅に戻ると、なんと、リビングルームに9フィート(約2.7メートル)もの大きさのワニがいるのを発見したといいます。
テーブルの下にジっとしているワニ。
ワニは、ブライアンさんが現れても攻撃姿勢にはならず、そのまま放置しておく訳にもいかずに警察に通報。
ほどなくして到着した野生動物保護局の職員が、噛みつかないようにワニの口をダクトテープで巻いて外に運び出し、待機していたバンに収容されました。
巨大なワニを担ぐのに男性4人が必要だったそうで、保護されたワニは再び野生に戻される予定だといいます。
リビングにお邪魔していたワニは、生息地から洪水で流され、水圧で開いたドアや崩れた壁から家に入り込んだのではないかと見られています。
ブライアンさんのように、ハリケーンで被害を受けた自宅で危険な野生動物と遭遇するケースは少なくないと考えられ、当局は地域住民に注意を促しています。
参照元:dailymail