アフリカ・ケニアで1頭のゾウが発見れましたが、そのゾウは実に痛々しい姿でした。
その大きな体には、遠目でもはっきりとわかるくらいにしっかりとした槍が思い切り突き刺さっていたのです。
ゾウの発見を受け駆けつけたのは「the David Sheldrick Wildlife Trust (DSWT) 」という団体。ケニアに住まう野生動物たちとその生息地の保護活動をしている人たちです。
彼らはゾウの槍を抜き、早急に治療を始めました。
そのゾウの槍がいつから刺さってたものかはわかりませんが、きっとずっと苦しんだことでしょう。その槍の深さは約1mにも及んだのです。
おそらく、マサイ族らの近くにこのゾウが近づいてしまったことにより、槍を放たれたのではないかと推測されます。
無事に槍を抜き、そしてその場所の治療を終えるとゾウは「むくり」と起き上がりその場を去って行きました。
傷口の心配もあるので、今後もしばらくそっとその生活を見守っていくそうです。しかし、去っていくときの姿を見る限り、元気があったため、しっかり回復していくだろうと救助スタッフは語っています。
参照元:thedodo