おなかの病気でいちばん多くみられる症状は下痢です。
たかが下痢と思う人も中にはいるかもしれませんが、治療が遅れると手おくれになるケースもあります。
様子を見るとほおっておかず、すぐにお医者さんに診てもらいましょう。
ウエットテイル(寄生虫や細菌による下痢の症状の総称)
【症状】
下痢をし、食欲がなくなり血便がでたり、脱水症状をひきおこします。
【原因】
細菌や寄生虫、ストレスや食べ物が原因の場合もあります。
【予防】
ケージ内、トイレなどのそうじをこまめにして、いつでもキレイな環境を作ります。 また、ストレスをあたえないようにすることも予防になります。 日頃から正しい食事で免疫力を高くしてあげましょう。
直腸脱
【症状】
腸が反転して外にでてしまいます。
【原因】
ひどい下痢が続くことが原因でなります。
【予防】
日頃から下痢をしないよう、気を付けて世話をします。下痢をしてしまったらすぐに病院につれていきます。
腸閉塞
【症状】
食欲がなくなり、便秘になります。
【原因】
わたやかたまる砂を誤食してしまったりが原因でなります。
【予防】
わたやかたまる砂を使わないようにする。
腹腔内腫瘤
【症状】
おなかがふくれて元気がなくなります。 腫瘤はからだのどこにでも出来る可能性があり、肝臓にできれば肝不全、腎臓なら腎不全になります。
【原因】
高齢になると多くみられますが、遺伝、カロリーやたんぱく質の摂取しすぎ、 ウイルスや化学物質などいろいろな原因が考えられます。
【予防】
病院で診察してもらわないと発見が困難なため、 出来るだけ健康診断は定期的に行うようにします。
また、ハムスターを人に慣れさせておくことで、もしも病気になってしまったときに、お医者さんにも診察してもらいやすくなるので、日頃からコミュニケーションをとっておくことはよいかもしれませんね☆