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みなさんは「パピーミル」と言う言葉をご存知でしょうか?
パピーミルとは、ペットショップに子犬たちを「卸す」ために、劣悪な環境で子犬たちを「製造」する工場のことを言うそうです。命に対して「卸す」や「製造」と言う言葉が使われることに対して、みなさん憤りを感じると思います。
しかし、その実態はまさにその言葉がピッタリあてはまってしまうほど、動物たちのおかれている状況は酷いのが現状なのです。
今回は、利益優先で子犬を繁殖させている悪徳業者。そこからアメリカの動物保護団体によって保護されたある1匹の犬を通し、その酷さを間接的に知ることが出来る動画をご紹介します。
リジーと言う名前の1匹のマルチーズ。ペットショップで売る犬を産むための繁殖犬として、リジーは生まれてから12年もの間、ずっと狭い檻の中で生活し続けてきたそうです。
これから犬を飼おうと考えている人や、すでに飼っている人たちに、そんな現実も知ってほしいと、団体が保護したリジーの映像を紹介したことで、世界中で注目を集めています。
生まれて12年目にして初めて芝生の上を、大地を歩いた瞬間のリジーの足元はおぼつかなく、歩き方も不自然で戸惑っているようにも見えます。たった21秒間の動画ではありますが、12年もの間、大地を踏みしめることも出来ずに劣悪な環境で過ごしてきた壮絶な人生を物語っているように思えます。
不衛生な環境により、保護されたときには体中に腫瘍が見つかったほか、感染症が原因で左目は摘出しなければならなかったそうです。そんな大変な過去をもつリジーですが、今では新しい家族の元、幸せに暮らしているとのことです。
いかがでしたか?今でも、日本でもパピーミルは存在しているのが現状です。これからペットを迎えようと考えている方など、保健所や動物愛護団体などから里親として引き取るなども頭の片隅においてもらえるだけでも、リジーのような思いをする動物は減っていくのではないでしょうか?
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