BBCのドキュメンタリー番組「スパイ・イン・ザ・ワイルド」。この番組の中で赤ちゃん猿の姿をしたロボットに隠しカメラを搭載し、インドのラジャスタン州に生息する野生の猿の群れの中へと潜入。すると驚くような映像が捉えられました。
ラングールモンキーの群れの中へと置かれたロボットの猿。まるで本物と見間違えてしまうほど精巧な作りで、猿たちも仲間として受け入れようとしているような反応を見せます。
そして1匹の猿がロボットの猿を抱えようとした次の瞬間、手からすべり落ち地面へと叩きつけられ、壊れてしまったのか全く動かなくなってしまいました。するとすぐに猿の群れは周りへと集まり、動かなくなってしまったロボットの猿を心配している様子。
ロボットの猿の胸を撫でたり、猿同士が抱き合い悲しみを癒しあっている姿が映し出されました。
野生動物のコミュニティへカメラを搭載したロボットを潜入させることで、その種の知識や動物をよりよく理解することができるようになります。
今回映し出された映像には、猿の死に対しての反応が、まるで人間が経験する悲しみにとてもよく似ている驚くような映像でした。
猿の群れが見せたこの行動にとても胸が熱くなります。ぜひ映像をご覧ください。