犬はほえることで恐怖心をあらわにしますが、
しぐさ・行動にはどんな変化があるのでしょうか?
そこで今回は、犬が怖いと感じているときに見せるしぐさ・行動をご紹介します。
しっぽを股の下に巻き込む
しっぽをかくすのは、怖いときの典型的なしぐさです。
巻き込まれたしっぽには、服従や和解の意味があります。
愛犬が怖がっているときは無理せずに、怖がっているものから愛犬を離してあげてください。
※こんなとき、よくする
- ・ほかの犬にほえられたとき
- ・人がたくさんいる場所にいるとき
小刻みに体がブルブル震える
もちろん寒い冬に体が冷えてブルブル震える場合もありますが、
ほかの犬の近くで震えていたら、怖がっている可能性が大きいです。
「ほえられた」「しつこく追いかけられた」「噛まれた」といった、
過去の嫌な記憶を思い出して、怖くなって小刻みに身震いしていると考えられます。
※こんなとき、よくする
- ・ほかの犬が近づいてきたとき
- ・交通量が多い道を通るとき
片足を上げてストップ!
物音やほかの犬などに警戒すると片足をあげて、ピタッと動きを止めることがあります。
これは、犬にとっていち早くその場を離れられるポーズなのです。
怖い気持ちの表れといえます。
※こんなとき、よくする
- ・突然大きな音が鳴ったとき
- ・ほかの犬がそばにいるとき
視線をそらしながら遠回りして近づく
ほかの犬に近づくとき、弧を描くように遠回りするのは
「近づきたいけど怖い」という気持ちを表します。
相手に敵意がないことを伝え、おそるおそる近づいているのです。
※こんなとき、よくする
- ・散歩中、ほかの犬とすれ違うとき
- ・知らない人が近づいたとき
視線を合わせない・縮こまって低い姿勢になる
視線を合わせないのも、縮こまって自分を小さく見せる姿勢も、
服従を示すポーズになります。
人やほかの犬を怖いと感じたときの感情表現で、
「攻撃するのはやめて」と訴えているのです。
※こんなとき、よくする
- ・ほかの犬とすれ違うとき
- ・飼い主さんに叱られたとき
いかがでしたか?これらのしぐさを愛犬が見せたときは、
なにかしら怖いと感じているときなのです。
そんなときはぜひ飼い主さんが愛犬を安心させてあげてください。