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私たち人間でも歳を重ねるにつれて脂っこい物をガツガツと食べることができなくなっていきますが、これは犬とて同じことです。
しかし、脂質も健康のためには最低限は必要です。
歳を重ねた犬が元気でいる為にはどのようなことに気を付けて食事を与えればよいでしょうか。
シニア犬とタンパク質
歳を重ねるとともに、特に内臓の機能が大きく低下していき、食事量はもとより、消化機能も低下していきます。
これにともない食事の内容もあっさりとした物を主に食べるようになっていきますが、「シニア犬ほどタンパク質を摂取することが大事」ということを忘れてはいけません!
老化は内臓だけではなく筋肉にも大きな影響を与えていきます。
筋肉が衰えると運動能力が低下して最後は寝たきりの生活になることだってあります。
このようなことを防ぐためにも、「タンパク質を豊富に含んだ食事」を摂ることが大切なのです。
質のよいタンパク質には肝臓病の予防にも繋がるので、低タンパク食は健康を維持するのに良いとはいえません。
高タンパク低脂質
高タンパク質な食事で一番良いのは肉を食べさせることです。
しかし、ロース肉のように脂身がたくさんついた肉は厳禁なので注意しましょう。
肉の中でも与えて良いのは鶏のささみや赤身(低脂肪で高タンパク質)です。
しかし、ささみの場合は与えすぎると「リンの過剰摂取」を起こしてしまうので与えすぎないように注意しましょう。
バランスを大切に
高タンパク質が良いとは言っても、バランスを考えなければ意味のないものとなってしまいます。
肉では補えないビタミンやミネラルといったものは野菜で接種すると食のバランスを保つことができます。
特に、老年期に入ってくると消化吸収が鈍くなり、便秘を起こしてしまう為、野菜の摂取は欠かせません。
野菜の中でも血行を促進するビタミンEを豊富に含むホウレンソウや小松菜は効果的です。
大根は消化吸収を助け、食物繊維も豊富に含まれているのでお腹の調子を整えるのに効果的です。
これらの肉や野菜をそのまま与えるのは禁物です。
シニア犬は歯やあごの筋肉も弱っているので、柔らかく食べやすいように加工して与えるようにしましょう。
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