▼ 過去に多くシェアされた記事
飼い主さんを困らせたり、または「なんでこんなことするの?」と思わせてしまう犬のクセ。犬には、時には「変な行動」と思わせるようなものがいくつもあります。その行動にも犬の本音がちゃんと隠されているので、よく観察して犬の気持ちに近づいてみましょう。
そこで今回は、気になる犬の行動(癖)の理由6選をご紹介します。
穴を掘るのにはいくつかの理由が考えられます。夏の暑い時期には穴を掘り、冷たい地面が出てくるとお腹を地面につけて涼をとります。
それ以外の、季節に関係なく穴を掘るのは「貯食」と呼ばれる犬の習慣の名残とされています。
これはいざという時のために食べ物が余った時は貯めておこうとする習慣です。
犬の祖先も食べきれなくなった獲物は穴を掘り土中に埋めており、それが強く残っています。
シャンプーで体をキレイに洗ったあと、わざわざカーペットなどに体を擦り付けるのにはちゃんと理由があります。
濡れた体を乾かしたいというのもありますが、シャンプーで消えてしまった自分のニオイを取り戻すために体を擦り付けます。
犬にとって体臭はとても大切なもので、犬同士が挨拶する時には体臭でお互いを判断するため、シャンプーのニオイを消して自分のニオイを取り戻そうとするのです。
体をくっつけてくるのにもちゃんと理由があるんですね。
犬があごをつけて寝ているのを見ると、退屈そうに見えるかもしれませんが、実は気を張っている状態なのです。
この時、犬は骨伝導で足音や地面から伝わる音を聞いています。
これは足音を聞いて外敵から身を守ろうとする行動なのですが、家の中にいる時は飼い主が帰ってくるのを出迎えようと考えているのです。
くつろいでいる時、こちらにお尻を向けて座ることがありますが、ちゃんとした理由があります。
犬はお尻や背中が急所になり、野生の犬はお互いのお尻をくっつけ四方を向き、外敵が来てもすぐに対処できるような状態で休みます。
犬にとっては急所をガードしている状態と言えるのです。
お尻を向けられたら対処されていると思っておくといいでしょう。
きちんとご飯を与えているのに、散歩の時に道ばたに生えている草を食べようとするのは胃の調子が弱まっている可能性があります。
草を食べることで胃の中のものを吐き出す「吐き戻し」なのですが、調べてみて結果的にそうだったという場合が多く、犬自身が意識しての行動ではないと言えます。
これは周囲の安全確認をしていると言えます。ウンチの姿勢は無防備な体勢になるので不安材料を取り除いておこうとするもので、それと同時にマーキングの役割も果たしています。
普段、犬と接していて「なんで?」と思うような行動でも犬にとっては古くから代々続いている「身を守る習慣」になるのですね。
いいね を押して
最新情報をいち早く受け取ろう!!
コメントを残す