シェルターの動物たちのプロフィール写真は、彼らの運命を左右する重要な要素の一つだと言われています。
48年ものあいだ米フロリダ州で保護動物と里親を引き合わせている動物保護団体「Florida’s Orange County Animal Services(OCAS)」によると、保護動物たちが新しい家族に迎えられるかどうかは、ほぼ写真の良し悪しにかかっているというのです。
長年の経験から良い写真が里親探しのカギになると感じていたOCASは、里親探しの手続きの直接的なサポートが必要だとして、昨年から、かつて写真撮影のボランティアをしていた写真家のアルバート・ハリスを雇っています。
そして、写真がいかに重要かというのを証明するべく、同じ動物を被写体にスタッフが撮影したもの(左)とハリスが撮ったもの(右)を並べた比較画像を公開しました。
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OCASのスタッフはこれらの画像についてこう話します。
「これまで、動物を望む人たちは保護した直後の写真しか見ることができませんでした。しかも、その写りの悪い写真が、その動物に関する情報のメインになっていたんです」
「おびえていたり、傷を負っていた時の写真しかない動物は、新しい家族との縁が生まれないことが多いんです。長い間、私たちを含む動物保護団体にとって写真は唯一かつ主要な手段でした」
「質が良い写真は動物を見に来る人、特に地方に住む人のモチベーションを変えます。素晴らしい写真の公開は一歩進んだ出会いの支えになります」
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スタッフの間でハリスの評判は上々。彼は長年勤めていたスタッフたちですら感心するような方法でシェルターの動物たちと接し、その性格はもちろん、それぞれのチャームポイントをしっかりとらえるといいます。
参照元:boredpanda