飼い主が目の前で交通事故に遭い、その場に残された愛犬。飼い主が戻って来ることを信じ待つ姿に胸が苦しくなる。

飼い主が目の前で交通事故に遭い、その場に残された愛犬。飼い主が戻って来ることを信じ待つ姿に胸が苦しくなる。

愛犬の散歩中に交通事故に遭い、突然命を奪われてしまったある女性。救急車で搬送されると、事故現場に残された愛犬はその臭いが残る地面に横たわり、飼い主が戻ってくることをひたすら待っていました。

フロリダ州ジャクソンビルのビーバー・ストリートで23日午前6時15分ごろ、ケリー・ブラックさんという42歳の女性が道路に横たわって死亡しているところが発見されました。

その後の調べでガソリンスタンドから出てきた大型トラックにはねられ、9メートルほど引きずられていることが判明。

また事故現場ではその後数時間にわたり、赤いバンダナを巻いたケリーさんの愛犬「パコ」が横たわったまま動かなくなってしまったと海外メディアが報じ、多くの人が涙を流しています。

事故当時ケリーさんと一緒に散歩していたものの、間一髪で難を逃れていたパコ。

救急車に乗せられて去ったケリーさんの身に起きたことを理解できるはずもなく、臭いが途絶えたその事故現場でじっと帰りを待つしかなかったのでしょう。

ケリーさんの遺族がなんとかその体を引いて自宅に連れ帰ったが、パコは誰よりも自分を愛してくれたケリーさんからなかなか離れようとはしなかったといいます。

なおトラックはそのまま逃走。ケリーさんをはねたことに気付いていない可能性もあり、ジャクソンビル保安官事務所がガソリンスタンドの監視カメラの映像をもとにその行方を追っています。

参照元:foxnews

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