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人間が大好きで人懐っこく、愛らしい犬が3年間も施設で暮らす理由に切なくなる。その理由とは。

人間が大好きで人懐っこく、愛らしい犬が3年間も施設で暮らす理由に切なくなる。その理由とは。

動物シェルターにいる動物たちが、新しい家族を見つけることは簡単なことではありません。

「ベアー」という名前の保護犬は特に運が悪いようで。

今から約3年前。

生後7ヶ月の頃に衰弱した状態でアメリカ・ミシガン州にあるシェルターに保護されたベアー。当時はまだ子犬なので、養育ボランティアさんの元で生活を送っていました。

たまにそのままボランティアさんの家族になる例もありますが、今回はそのボランティアさんの家にはすでにペットを飼っていたために永遠の家族になる事は不可能でした。

それから現在に至るまで約3年。

このあまりにも切ない写真が先日話題になりました。

ベアーが生後7ヶ月という幼さでやってきた施設での生活はすでに3年になろうとしているのです。

なぜベアーに家族ができないのか。その理由は。

ベアーはとても人間が大好きで、女性も男性も関係ありません。とても愛情深く、甘えん坊の愛嬌あるワンコ。

でもひとつだけ問題が。

それは他の動物と仲良くすることが出来ないのです。家族になってくれる人にはベアーだけをペットとして飼ってもらうという条件が必要でした。

ベアーはこれまで何度も里親イベントにも参加してきました。いろんな人と触れ合い、あと一歩のところまでいったこともあります。

しかし、その一歩で永遠の家族を見つけることが出来なかったのです。

その一歩の理由は、もしかしたら「ベアーだけを飼うという覚悟が出来ない」という理由だったのかもしれません。

しかし、1匹だけを飼っている家庭は少なくありません。なぜこんなに愛らしいベアーに家族が見つからないのか、施設のスタッフも理解ができないそうです。

ただ愛されたいだけのベアー。施設では他の動物たちが、次々と新しい家に旅立っていくのを見ていることしかできませんでした。

現在では、SNSで思わぬ出会いが訪れることが少なくありません。ベアーの存在をこうして知ることで、彼の人生に転機が訪れる可能性だってあるのです。

一日でも早く、ベアーに素敵な家族が見つかることを願っています。

参照元:thedodo

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