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先月、中国で開催される楡林犬肉祭での犬の肉の販売を禁止したと伝えられ、動物を愛する多くの人々が喜びました。
しかし、悲しいことに、この祭りは、犬の肉が売られていないものの、何らかの形で進んでいるようだと、動物誌アジア・ヒューマン・ソサエティ・インターナショナル(HSI)は報告しています。
犬の肉は中国では一年中販売されていますが、2009年に始まった楡林犬肉祭によって消費が拡大しました。祭りでは、多くの犬たちが恐ろしい方法で殺されているのです。
中国には犬の養殖場がないため、犠牲となる多くは路上で迷子になった犬や、盗まれたペットの犬であると言います。
楡林犬肉祭での犬肉の禁止は、2017年6月15日に発効される予定でした。以前の報告によると、犬の肉を販売したものには15,000ドルの罰金と逮捕される可能性があるとのことでした。
しかし、犬の肉はいまだ楡林で販売されているのだと、Animals AsiaのシニアコンテンツマネージャであるDouglasさんは語ります。
さらに楡林当局は「犬肉禁止」はないと明らかにしています。今年の夏至の間、楡林市の犬肉販売については、明らかな禁止はないだろうとのこと。
この報道は国内外の動物愛好家たちを大きく失望させましたが、楡林犬肉祭を否定する報道が圧力を増しているようです。
そのことにより、犬の肉が売られていることには違いありませんが、例年と比較するとその数は明らかに減少しており、およそ3分の1程度とのこと。犬肉が販売されていることは残念なことではありますが、買い手の数もはるかに減少傾向にあり、過去に見たようなものはないそうです。
– 出典 – thedodo
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