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誤って空港の滑走路に出てしまった見習いの探知犬。捕まえることができず当局に射殺され非難が殺到。

誤って空港の滑走路に出てしまった見習いの探知犬。捕まえることができず当局に射殺され非難が殺到。

ニュージーランド・オークランドの空港で空港警備当局の探知犬が滑走路に走り出てしまい、飛行機16便の出発が数時間遅れたため、警察が射殺した。

これによって国内では多くの非難の声が上がりました。

殺害されたのは、生後10ヶ月の「グリズ」。

政府の航空治安サービスが警備に使う探知犬の見習いで、空港の一般区域に停められていた探知犬チームのワゴン車に乗り込もうとしていたところ、「何か」が原因で逃げ出してしまったと、治安サービスの報道官は説明しました。

その時、たまたま保安区域にトラックを入れるためにゲートが開いており、グリズはそこを通って滑走路に出てしまいました。

マイク・リチャーズ報道官によると、真っ暗な状態で2時間にわたり大掛かりな操作が行われたものの、グリズを発見できませんでした。

ようやく見つけたものの、グリズは誰も近寄らせず滑走路を横断し続けたそうです。

「手は尽くした。食べ物やおもちゃ、ほかの犬たちも使っておびきよせようとしたが、どれもうまくいかなかった」とした上で「保安区域はあまりに広大かつ仕切るものが何もない」ため、一時的なフェンスでグリズを追い込むこともできなかったと報道官は説明しました。

オークランド空港の報道官は「あらゆる選択肢を探りつくしたが、捕まえられなかった」と述べ、最後のすy団として空港側が警察に射殺するように指示したといいます。

なぜ麻酔薬で鎮静できなかったのか。それは。

なぜ麻酔薬で鎮静できなかったのかという質問に対し報道官は「答えるすべがない。しかし空港に麻酔銃はなかったし、警察にも用意がなかった」と答えました。

航空治安サービスが事態の経緯を検証するにあたり、麻酔の可能性についても点検すると航空報道官は話しました。

動物ほど団体の「セイフ」は「殺す必要はなかった。とんでもないことだ」と非難し、「捕獲できなかったのなら、麻酔銃を使うべきだった。麻酔銃がなかったのなら、用意しておくべきだが、オークランド動物園などから借りられたはずだ」とコメントしました。

参照元:bbc

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