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車内の温度が上昇する中、1時間半も犬を檻の中に閉じ込め車内に放置し、ピザを食べていた女性に誰もが呆れる

車内の温度が上昇する中、1時間半も犬を檻の中に閉じ込め車内に放置し、ピザを食べていた女性に誰もが呆れる

夏が近づいてくると、毎年のように幼い子どもを車内に放置する親がいますが、ペットの犬もその犠牲となっています。

イギリスで1人の男性が車の窓ガラスを割り、気温が上がった車内で90分も飼い主から放置され弱り切った犬を救出しました。

4月21。英南部コーンウォールのセント・アイヴスの天気は暑く、この日、旅行者である女性は車を駐車場に停め、車の後部座席に愛犬のスプリンガー・スパニエルを置いて昼食を食べに出ました。

犬は、窓が締め切られた車内で気温が上昇する中、狭い檻の中に閉じ込められ、身動きが取れない状態にありました。

そして、この犬を助けたクライブ・オックスリーさんは、昼食のため仕事場を出たところ、友人から「駐車場でロックされた車に犬が閉じ込められている」という情報を聞き、問題の車へと向かいました。

車内と見ると、犬が両足を宙に浮かせた状態で舌を出しており、見るからに苦しそうな状態だったのです。

クライブさんと友人は車のフロントガラスに貼り付いてあった駐車券から、飼い主は1時間半もの間、犬を窓も開けていない暑い車内に閉じ込めていたことを知り、警察へと通報しました。

そして、その後。

警察のオペレーターからは「犬が窮地に瀕していなければ、警察が到着するまでそのまま待ってください」と言われますが、犬の様子からは一刻を争うと判断したクライブさんは警察の到着前に車の窓ガラスを割ったのです。

こうして救い出された犬は、息も絶え絶えになっており、クライブさんがあげた水もすぐには飲めることができない状態だったそうです。

そうしている間に飼い主の女性が戻って来て、車の窓ガラスが割れていることに驚き、悲鳴をあげました。ほどなくして警察が到着し、この女性はなにが起こったのかを知ります。

「女性はピザを食べに1時間半ほど車を空けていただけだと言いましたが、そんな重要でも何でもない理由で、車内に犬を放置するということが信じられません。そんなこと言い訳にもなりませんよ。車の屋根は触るととても熱くて車内温度も51度ぐらいになっていました。閉め切った車内で狭い檻の中に入れられて、水も与えられず新鮮な空気も吸えずにいたんですよ、かわいそう過ぎます」

クライブさんは無責任な飼い主に怒りを隠せません。

女性は「犬が死んでいなくてよかったわ」と言い、クライブさんは「犬が死なずにいて、本当にあなたはラッキーでしたね」と言い返したという。

クライブさんがいなければ、あと少しでも遅れていれば犬は苦しみながら死んでいたのは誰もが理解できます。

暑くなって来たこの時期、犬の散歩も気をつけなければなりません。大切な愛犬を守ってあげれるのは飼い主だけなのです。

参照元:indiatimes

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